平成１５年度実践研究における主な研究事項

　

　平成１５年度における研究の実施に当たっては，以下の事項について重点的に研究を行い，研究成果を取りまとめるよう努めること。

　

�@　適正な体制を構築するに当たって留意すべき点

・校内委員会の構成

・学校の医療的ケアの実施体制の整備において指導的な役割を担う教員等の職務遂行上の留意点

・具体的実施手続き

・医療上の指示と責任の所在　等

　

�A　都道府県の運営協議会の構成と運営

　

�B　教員の研修の在り方

　

�C　看護師（看護師資格を有する教員等を含む。）が医療的ケアを実施する場合の留意点（研修等）について

　

�D　教員が看護師との連携の下に３つの日常的・応急的手当を安全に実行できること

　

�E　その他

・都道府県ナースセンター等による看護師の配置に当たっての課題

　

　

　

　

　

教師が行うことのできる日常的・応急的手当の具体的な内容等について

　

１　教師が行うことのできる日常的・応急的手当の具体的な内容

�@咽頭より手前の吸引

�A咳や嘔吐、喘鳴等の問題のない児童生徒で、留置されている管からの注入による経管栄養（ただし，経管の先端位置の聴診器による判断は除く）

�B自己導尿の補助

　

２　学校での看護師による対応は、医師の指示で認められている範囲に限ることとする。