訪問教育ランチタイム・セミナー
〜訪問教育と成人期の発達支援〜
全国訪問教育親の会が生まれて10年、来年は高等部訪問教育の試行から10年になります。障害が重い子どもたちの教育への熱い期待と願いから生まれた訪問教育高等部の広がりは、施設入所生など義務教育未修了の方々からの「学校に行きたい」「教育を受けたい」という声につながっています。また、中学部卒業後、待機していた方々の高等部入学は、成人期の教育の意義と同時に配慮すべき課題を提起しています。
一人ひとりのニーズに応える教育、生涯にわたる支援を打ち出した特別支援教育が来年4月から本格的に動き出す今、すべての人が等しく教育の機会を得てその人生を豊かに充実させるために何が必要か、訪問教育高等部の実践や、就学猶予・免除だった方々の入学後の実践から学びたいと思います。施設訪問に関わる方々のほか、家庭での訪問教育に関わっておられる皆さんもごいっしょに、障害が重い方々の生涯発達支援を考えてみましょう。
記
１．日時 2006年11月26日（日）11時〜13時
２．場所 東京都立光明養護学校（支援棟）
小田急線梅ヶ丘駅より徒歩３分 新宿より約20分
３．主催
全国訪問教育研究会
４．内容
１．訪問教育における成人の方の教育実践
報告：長野県立若槻養護学校
兵庫県立阪神養護学校砂子訪問教室等
２．就学猶予・免除問題をめぐる歴史的経過
河合隆平 （金沢大学）
３. 高等部訪問教育の展開と就学猶予・免除者受け入れの現状と課題
（全訪研 猪狩恵美子・平賀哲）
５． 資料代
200円をお願いします。
６．その他
お昼をはさんで行いますので各自昼食をご持参下さい。
７．問い合わせ先
猪狩恵美子(全国訪問教育研究会会長・福岡教育大学)
emikari@fukuoka-edu.ac.jp
