筑波大学特別支援教育研究センター主催セミナー
医療的ケアの新たな展開に向けて
本年9月に「養護学校における医療的ケアに関するモデル事業」（文部科学省）の成果を踏まえ、「盲・聾・養護学校におけるたんの吸引等の医学的・法律学的整理に関するとりまとめ」（報告書）が出されました。その中で、「医療ニーズの高い児童生徒等のうち通学する者の教育環境が向上し、盲・聾・養護学校における教育は、新たな展開の時を迎えることとなる。」と提言されています。本セミナーは、これまで以上に求められている養護学校等における安全で適正な対応並びに今後の展望について研修する機会と致したく、本センター主催のシリーズ企画「特別支援教育の最前線」のスタート企画として計画いたしました。多くの方々の御参加をお待ち申し上げております。
１． 日時
平成16年12月18日（土） １０：３０〜１６：３０（受付開始１０：００）
２． 場所
筑波大学東京キャンパスG-５０１教室
３．プログラム
午前
（１）「医療的ケアの医療的・法律的整理に関する歴史的経過とその意義」
飯野 順子（筑波大学）
（２）「養護学校における医療的ケアへの対応」
古川 勝也氏（文部科学省）
午後
（３）「医療的ケアのクロスファンクショナルなティームづくりを目指して」
○教員・養護教諭・看護師・保護者の役割
佐藤 洋子氏・相川 博美氏（千葉県立袖ヶ浦養護学校）
○医療的ケアにおける医療サイドの役割
石井 光子氏（千葉リハビリテーションセンター）
○各校の情報交換
（４）「医療的ケアの必要な子どもに人生のQOLを」
飯野 順子（筑波大学）
４．対象及び募集人員
(ア) 特殊教育諸学校教員
(イ) 保護者
(ウ) 教育委員会等職員
(エ) 療育機関等職員
１６０名 （参加費1,000円、会場で徴集させて頂きます。）
５．お問い合わせ先
ご参加に関しては、筑波大学特別支援教育研究センターまで、電話かメールにてお申し込みください。メールには、お名前・ご所属・参加人数・連絡先をご記入ください。ただし、募集人員を超えた場合には、お断りする場合があります。
電話：０３-３９４２-６９２３
E-mail：sserc@human.tsukuba.ac.jp
特別支援教育研究センターホームページもご参照下さい。
http://www.human.tsukuba.ac.jp/sserc/
