＜訪問教育の現状と課題II＞
| ■B5版 ５４ページ ■価格 ５００円 ■内容（「はじめに」より） はじめに 訪問教育が、養護学校教育義務制の一環として始まってから１５年がたちました。この間、訪問教育は制度としては全国に行きわたりましたが、その実態はどうでしょうか。 １９８８年に発足した全国訪問教育研究会（略称 全訪研）は、出発以来、訪問教育の全般的な発展・向上を願い、学習活動、情報交換・収集活動、調査活動を行ってきましたが、その一環として１９８９年に第一回の全国実態調査を行いました。その結果は現在における訪問教育のさまざまな問題を浮き上がらせました。指導時間の短さ、義務制卒業後の援助体制の著しい不備、交通手段、手当等指導条件の劣悪さ、等々。私たちはこの状態を著しく憂い、全国に改善の取り組みをよびかけて来ました。 この調査よりすでに４年が経過していますが、状況はどのように変化しているでしょうか、あるいはしていないでしょうか。 全訪研はその後の状況を把握するため、１９９３年、第２回目の調査を行いました。この調査には第一回調査と同様多くの方々のご協力を得ました。ここに改めて感謝いたします。 調査実施後１年が経過し、この度ようやくこの結果をまとめるに至りました。 以下にこれについて報告致します。 |
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